〈 東京・三鷹のシュタイナー園 〉

一般社団法人ヴァルドルフの森 キンダーガルテン なのはな園

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クラスの様子

月に1度の輝きに満ちた時間。子どもたちと先生との温かなひととき。
実際のクラスの様子をお伝えします。

オイリュトミー 45 分

心と頭と身体を働かせる芸術授業

オイリュトミーとは、物語・詩・お祈りなどの言葉や音楽に合わせて、身体を動かす芸術です。頭と身体を同時に楽しく働かせながら、子どもの呼吸を正しく整え、新陳代謝を促します。そして自分と他者との関係性を、豊かな動きの中で学んでいきます。

教科クラス 90 分

エポック授業/水彩画・クレヨン画・手仕事など

頭に詰め込む断片的な学びではなく、生きていく力となる統括的で芸術的な学びはとても豊かで楽しいもの。手足を使ったリズム遊び、歌、水彩画、クレヨン画、フォルメン、編み物や刺繡などの手仕事、これらの芸術活動は心と身体を使う学びです。また、メルヘン、昔話、動物寓話、聖人伝説、神話などの物語が学年に応じて語られ、その物語は、子どもたちの内的要求に寄り添い、心に染み入ることでしょう。

音楽も、身体を動かすことも、手仕事も、すべて学びへとつながっていきます。

言葉や数の成り立ちから始まり、心や身体の成長に寄り添いながら、様々な物語、動物学、植物学、幾可学などを、フォルメンやクレヨン画、水彩画で表現し、学びを深めます。

子どもによって大きな変化の時となる9歳を迎える3年生。
田植えなどの生活を支える仕事は、変化し成長していく過程の助けとなります。
体験したことも絵に表現することで心の中へと染み込みます。

保護者の声

シュタイナー教育に関心がありましたが、保育園に行っていたので触れる機会がありませんでした。小学生クラスは2年生の途中から入りましたが、生き生き楽しそうに参加しています。
毎日の学校に疲れていた息子が小学生クラスを終えて教室から出てきたときは元気になっている!先生方はどんなことをしているんだろう?すごい!
「学ぶこと」って遊びの延長にあるのですね。 だって子どもたちはとても楽しんでいる。
なのはな園近隣在住ながら、なかなかそこでの学びに触れる機会がなく、小学生生活を送っていました。4年生から参加しましたが、本人がまさに求めていたことだと、本人も親も実感する毎月の時間。そんな時間を持つことができ感謝しています。
習い事を始めた小学生生活は思ったより忙しく、月に1回のペースがちょうどよかったです。
息子を6年間通わせました。先生方がこれほど真摯に子どもたち一人一人と向きあってくださる場ってなかなか無いと思います。子どもたちが先生のことをとても信頼しているのがよくわかります。6年間通い子どもが成長する過程で様々な困難に出会うことがあったけど、小学生クラスがあったことで親も子も救われた、そんな場所でした。
ゆっくりだけどじっくり。これから生きていくための土台作り。